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すこやかマガジン938号

10月2日配信

イライラ攻略大作戦!

みなさん、こんにちは。

私の最近の悩み、それは、我が家の子どもたちが、イライラのコントロールができないこと。特に小4の息子。夏休みはいつも以上に兄妹喧嘩が激しく、不安を覚えながら2人の仲裁をしていました。夏休みが明けると、学校や学童クラブで、友達や先生に手をあげてしまうトラブルが続き、息子も、そして親も、落ち込む日々が続きました。そんなとき、藁をもすがる思いで、図書館で手に取った2冊の本。それから息子と一緒に「怒る」ことについて考えました。


「3歳からの感情マネジメント絵本 いらいらバイバイ」 さく・え つむパパ (鈴木出版)
息子は、絵本は読みたくないとのことで、私が読んで内容を伝えました。
“怒る気持ちは、誰にでもある自然な気持ちであること。怒る気持ちは、頑張るパワーにもなるし、誰かを守ることもできる気持ちであること。”
息子は怒ってもいい、ということを伝えると少しほっとした表情になりました。
そして、イライラした時の“魔法メソッド”を伝えました。
①イライラした時は目を閉じ、鼻から息を吸って口ではく
②ジャンプする
③手をグーパーして嫌なことをにぎりつぶす
④安心する言葉を言う
⑤6まで数える
頭では分かっていても、頭に血がのぼっているときは待つことは難しいよう・・・。でも、「どこまでできるか分からないけれど、①③⑤はやってみる」と息子。


「13歳からのアンガーマネジメント」 松井春香 著 (合同出版)
こちらも息子と少し対象年齢が離れているので、私が読んで伝えました。中学生向けで、怒りの伝え方を身につけられる構成になっています。息子は、怒りを含め、様々な感情を言語化して相手に伝えるのが苦手なタイプ。なので、この本でも部分的に実践できそうなことを取り組んでみました。
①怒りを表現する言葉を増やす
「イライラ、ムカムカ、ぷんぷん、うざい、さいあく、ちっ、かーっとなる、腹が立つ、キレる、頭に血がのぼる」
息子の言葉を整理し、段階表を作りました。(息子の怒りレベル10は「うざい」、怒りレベル1は「ぷんぷん」だそうです。)段階表を作った上で、「普段はレベル2~3でおさえたい。最悪のときでも、レベル5ぐらいがいいかな」と怒ることに対して、コントロールしないといけないことだと少し理解できたようでした。
②怒ったことを書き出す
○月○日  △△くんが××をして「かーっとなった」
息子から聞いた出来事を私が記録することで、なんとなく気持ちも整理できたようです。この状況で本当はこういう感情だったけど、表れた行動・言動がやりすぎだったね、と息子は素直に振り返ることができました。ただ、話しながらイライラが再燃してしまい、フガフガ興奮してしまうこともありました。そんなときは、「怒らないよ」「1分待ったら聞くよ」と、イライラと話すことを分離するよう心掛けました。行動の記録、感情の記録をしたことで、息子の傾向が分かってきました。友達からのからかい・悪口に頭がカーっとなり、手が出る・足が出てしまうのだそう・・・。(この対応については、担任の先生に相談し、学級として「言葉」に気を付けるという指導をしていただきました。周りが変わってきたことで、ピーク時よりはトラブルが少なくなってきました。)
反省会だけでは、本人を追い詰めることになってしまうかも…と担任の先生と相談し、イライラがあった日もなかった日も、一日を振り返るようにしました。「いい日だった!」と笑顔で報告してくれる日も増えてきました。
③ため込まない方法を知る(発散と集中)
息子は家で読書をしているときは、多少のちょっかいも気にならず集中して本に没頭しています。同じように、学校でも本を読んでいるときに友達からからかわれても気にならないかも、とのこと。そういえば、スポ少の最中、友達からのからかいがあっても、イライラをうまくコントロールできています。好きなことに意識を向けることは大事なのかもしれません。


最後に、2冊とも紹介していた3つのルール。これがなかなか達成できず、息子は悶々としています。
①人を傷つけない
②自分を傷つけない
③ものを壊さない
これは、息子だけではなく家族も気を付けたいところ。娘は、イライラを我慢して爆発し、ものを壊すタイプ。まだ、大人を頼って喧嘩をやめることができる小学生なので、まずはイライラレベルが低いうちに近くの大人に助けを求めよう!と子どもたちに伝え、私は学校や学童クラブの先生に見守りをお願いしました。

我が家の「いらいら攻略大作戦」は始まったばかり。トラブルが多かった時期は、息子の表情もかたく、感情が高ぶっている状態で、家にいる時間にどう関わったらいいか悩んでいましたが、今は穏やかに過ごす日が増えてきました。学校でも、多少の言い合いはあるようですが、楽しいことを優先してイライラとうまく付き合って学校生活を送ることができているようです。この1か月半、家族だけでなく、担任の先生、学童クラブの先生など、息子(と友達)を見守る大人に支えていただき、ここまできました。これからも親子で周囲の人を頼りながら、この作戦の成功に向けて頑張っていこうと思います。


★一般社団法人日本アンガーマネジメント協会
https://www.angermanagement.co.jp/


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