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すこやかメールマガジン 第822号【誰かの『傘』になる】

2023年3月9日配信

みなさん、こんにちは。県立生涯学習推進センターメルマガ担当です。

今週の月曜日は、このメルマガでもたびたび話題になる、二十四節気の一つ「啓蟄」でした。春の暖かさを感じて、冬ごもりしていた虫が外に這い出てくる頃のことです。まだ、虫にはお目にかかっていませんが、我が家の庭では福寿草が咲き始めています。朝のラジオでは、「バッケ(ふきのとう)」の話題もちらほら出ています。日中の気温も高くなってきて、春を感じる今日この頃です。

春と言えば、別れと出会いの季節です。さみしさとうれしさが混在する複雑な気持ちや、新しいことへの期待や緊張を抱く時期でもあります。

我が家の娘は、クラス替えというドキドキを抱えながらも、「春って、なぜか、何か欲しいものがあるわけじゃないけど、新しいものが欲しくなるんだよね」とウキウキしている様子でした。何か欲しいものがあるわけじゃないなら、「傘」はどうかと提案しました。なぜ、傘なのかという疑問がふと浮かんでくるかと思いますが、理由は2つあります。

1つ目は、諸事情により現在、娘は自分の傘がなく、家族の傘で間に合わせています。人のものであるという責任の軽さから、使った先で置きっぱなしにしてくることが何度かあり、自分の傘だったら大事にするかもと思ったからです。

2つ目は、7月クールのドラマ(4回司法試験に落ちた東大卒パラリーガルと1回で司法試験に合格した高卒の弁護士のコンビが、トラブルに挑むリーガル・エンターテインメント)での「傘」の話(真面目に生きる人々の暮らしを守る“傘”になろう)に感動したからです。

「誰かの『傘』になる」を、親の立場で考えるなら、

晴れている時(子どもに悩み事などなく順調な状態)には『傘』は必要ありませんが、日差しが強すぎる時には必要です。また、他人には見えなくても雨に降られている(トラブル等で悩んでいる)、ずぶぬれになっている(立ち上がれないくらいに打ちのめされている)時に、『傘』を差し出せる親でありたい。そう思います。

そして、娘にもそんな人になってほしいという思いを込めて、誕生日には、「『傘』」を一緒に買いに行こうと思っています(^^♪

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