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講座・イベント情報

2025/06/17 社会教育指導員・地域づくり関係職員等研修講座

実施日:令和7年6月17日(火)

事業報告

 「社会教育と地域づくりの『次の一歩』を考える」と題し、地域コミュニティの基盤に必要な資産や考え方、地域づくりの取組に必要な視点や支援について学びました。参集・オンライン併せて39名の方が受講しました。


講師】 日本女子大学 人間社会学部
准教授 荻野 亮吾 氏

地域コミュニティに働きかける方法として、ポイントを3つ教えていただきました。

ポイント① 地域のグループづくりを進める
 具体的な事例を挙げて、グループ作りのコツを教えていただきました。学びのニーズに合わせてさまざまな角度から検討することが大切であり、高齢者だからといって間口を狭めるのではなく、思い切ってチャレンジすることも必要です。その際、しっかり出口を見据えて取り組むことが大切で、講座が終わった後のグループ化・仲間作りへの後押しを想定しておくことも大切です。しかし、原則として生涯学習の活動は自発的なものであり、組織化が目的ではないということも、ポイントとしてお話しされました。

ポイント② 居場所から地域のつながりを広げる
 「居場所」とは他者が居合わせることができる場のことで、専門家や行政による支援ではなく、地域の人々が中心になって運営されているのが特徴です。「何となく始める」のではなく、このスペースはなぜ必要か、あるいは現状の課題は何かなど、話し合って想いを共有することが大切なのだそうです。しかけをつくるのが社会教育の役割で、地域住民が受け身ではなく主体的に行動することができるよう働きかけることが必要だとも説明されていました。

ポイント③ 地域コミュニティをエンパワメントする
 エンパワメントとは自分たちの持つ力や可能性を知り、自ら課題解決に向けて行動したり、環境をより良くしようとしたりすることや、そのための力を得たり、力を発揮する過程のことです。まずは、自分の地域にどんな資源があり、どんな課題があるか「ないものねだり」ではなく「あるもの探し」をすることがポイントです。遠すぎず、近すぎない地域の未来、5年後、10年後のビジョンをしっかり見据えて「対話」し、住民自身の活動へのモチベーションを徐々に高めることも大切です。今の社会関係が「所属から接続へ移行」している現状も把握し、課題の解決を終着点と決めず、発想を変えながら取り組んでいく必要性も教えていただきました。

【受講者の感想】
・組織に所属したくない人が増えているということに、とても納得した。やり方を変えていかなければいけないと強く感じた。
・新しいコミュニティ、居場所づくりに欠かせない考え方、手順について多くの事を学んだ。対話を大切にしていきたい。
・地域づくりの進め方・見直し方を、事例を含めご教授いただいた。今後の展開にとってのスキルアップになった。
・講座を開催する際は、その目的とともに出口戦略を考えることが非常に重要であることが理解できた。

【受講者の評価】

A (有意義)68.4%
B (どちらかといえば有意義)31.6%
C (どちらかといえば有意義でない)0%
D (有意義でない)0%

【担当者から】
 参集が少なかったため、グループではなく、全員で話し合う形をとりました。ひとり一人が現在抱えている悩みを発表し、それをリアルタイムで荻野氏がパソコンに打ち込むことで、参集受講者はもちろん、オンライン受講者も内容を共有することができました。情報交流では、立場の異なるそれぞれの視点から親身に意見を述べ合う場面があり、改めて参集の良さを実感しました。

実施担当:[生涯学習推進センター]
実施要項PDF)  ちらしPDF

1 目 的
(1)地域コミュニティの基盤に必要な資産や考え方について学ぶ。
(2)地域づくりの取組に必要な視点や支援について学ぶ。

2 主 催
岩手県教育委員会

3 主 管
岩手県立生涯学習推進センター

4 対 象
(1) 県及び市町村の生涯学習関係職員(社会教育指導員や公民館等の職員含む)
(2) 市町村首長部局の地域づくり関係職員
(3) 地域づくり団体、NPO法人等関係職員

5 定 員 
(1)参集による受講50名
(2)オンライン配信(YouTubeライブ)による受講(無制限)

6 期 日
令和7年6月17日(火)

7 会 場
岩手県立生涯学習推進センター
  〒025-0301 花巻市北湯口2-82-13
   TEL 0198-27-4555  FAX 0198-27-4564

8 受講申込み
「まなびネットいわて」から申し込んでください。
【申し込み締め切り6月9日(月)】

9 日程及び内容
9:30~【受付】
10:00~10:10【開会行事】
10:10~15:00【講義・情報交流】(12:00~13:00昼食休憩)
現場で抱える課題を共有しながら、地域コミュニティの基盤に必要な資産や考え方について学びます。また、他地域での成功事例をもとに、地域づくりの取組に必要な視点や支援について学びます。

15:00~【閉会】

10 携行品
筆記用具、所属で使用している名札

11 受講者旅費
派遣者において負担願います

12 その他
(1) 昼食は、各自ご用意ください。
 近隣のコンビニまでは車で10分程度かかりますのでご注意ください。
(2) 県立生涯学習推進センターまでの交通案内及び駐車場は下記よりご確認ください。
 「まなびネットいわて」>[生涯学習推進センター]>[アクセス]
(3) 欠席の際は、岩手県立生涯学習推進センターまでご連絡をお願いします。
(4) 研修受講にあたり配慮を希望する場合は、申し込みフォームにご記入いただくか事前
 に当センターへご相談ください。

13 受講申し込み
下記フォームに必要事項を入力し、[送信]をクリックしてください。後日担当者から確認のメールを差し上げます。(2~3勤務日以内)(入力いただいた情報は関係機関で受講に関係した処理のみに使用いたします)
※公立学校の教員の方は下記フォームでの申し込みと併せて「Plant」上での申し込み手続きを行ってください。 > Plantリンク

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