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いわてマナビィマガジン275

No.275 (令和5年度第17号) 2023.12.22

いわての「人づくり・つながりづくり・地域づくり」を究める
 ~岩手県生涯学習推進研究発表会をハイブリッド形式で開催します!~

年明けの令和6年2月1日、2日の両日、岩手県立生涯学習推進センターにおいて、「令和5年度岩手県生涯学習推進研究発表会」を開催いたします。生涯学習・社会教育のテーマである「人づくり・つながりづくり・地域づくり」に関する当センターにおける2つの研究を発表し、シンポジウムと講演を通じて、これからの人・つながり・地域づくりのあり方に迫ります。申込み受付開始から二週間が経ちましたが、既に県内外から多くの参加申込みをいただいております。今回は、この研究発表会についてご紹介します。

【研究発表会の概要】
○日時 令和5年2月1日(木)13:30~16:00/2日(金)10:00~15:00
○会場 岩手県立生涯学習推進センター
○配信 研究発表会のすべての内容をYouTubeライブにてオンライン配信します。
   ※申込受講者限定で2月29日(木)まで視聴が可能です。

○日程・内容
■■2月1日(木)「研究発表・協議」■■ 13:45~16:00
・当センターの今年度の2つの研究成果を発表します。
◇研究内容と発表者◇
①研究テーマ:
「SDGs(持続可能な開発目標)の実現に向けた社会教育の役割と課題」
発表者:岩手県立生涯学習推進センター 社会教育主事 齋藤 剛
 (2年次研究の1年目)

※ 現代社会において、子育て・介護・雇用といった身近な問題から地球環境・資源問題・平和問題など世界全体に関わることなど複雑に重なり合った課題が山積しており、「持続可能な社会づくり」に向けて、社会教育がどのような役割を果たすことができるのか、またどんな課題があるのかを探っていきます。

②研究テーマ:
「地域づくりにおける公民館等の役割に関する研究
~震災後の地域復興・地域創生に焦点をおいて~」
発表者:岩手県立生涯学習推進センター 社会教育主事 髙橋 祐輝
(2年次研究の2年目)

※東日本大震災後、12年の歳月を経ようとしている今、着実に進む復興過程の中で、社会教育が地域社会づくり、地域住民の生活振興にどのような役割を果たしてきたのか、震災後の地域復興・地域創生に焦点を当てながら、公民館等の役割や課題について探っていきます。

◇助言者◇ 岩手大学名誉教授(岩手県教育委員) 新妻 二男 氏

■■2月2日(金)「パネルディスカッション・講演」■■
・地域防災力を高めるための公民館等の役割やあり方について考える機会とします。
◆パネルディスカッション◆ 10:00~12:00
テーマ:
「住民の地域防災力を高めるために、公民館等はどのように関わっていけばよいか」
◇事例発表・パネリスト◇
・久慈市 総合政策部 中央市民センター 所長 亀田 義治 氏
・東京都 国分寺市光公民館活動グループ「みんなで防災2015」会員 櫻井 幹三 氏
・東京都 国分寺市教育委員会 光公民館 事業係(社会教育士) 加藤 友志 氏
(当センター研究発表者 髙橋 祐輝 社会教育主事がパネリストとして参加します。)
◇コーディネーター・助言◇ 東京都立大学 人文社会学部 教授 野元 弘幸 氏

◆講演◆ 13:00~15:00
演題:「地域防災における社会教育の役割とは(仮)」
講師:東京都立大学 人文社会学部 教授 野元 弘幸 氏

◇講師略歴
1961年鹿児島県生まれ
<専門分野>社会教育・生涯学習、多文化・多民族教育、防災教育
社会教育ゼミでは、国分寺市の公民館や八王子市の生涯学習センターと共同で、地域と大学の連携を模索する講座づくりを行っている。また、2011年の東日本大震災以降、防災教育にも注目して、地域での防災教育・学習のあり方を検討している。実際に、東北の被災地への「被災地訪問学習」も実施。
<著書>
・「社会教育における防災教育の展開―東日本大震災記録誌の分析を中心に―」東京都立大学人文科学研究科『人文学報』(第501号、2015年)
・編著『社会教育における防災教育の展開』大学教育出版、2018年。

【研究発表会の申込はこちらから】
下記リンクより、研究の詳しい開催要項や申込ができます。
https://manabinet.pref.iwate.jp/index.php/event/060201-02/

【オンライン参加もおすすめです!】
■オンライン参加のメリット■
◇ネット環境があれば、場所を選ばずどこからでも参加可能です。
◇オンデマンド方式により、時間を選ばずいつでも視聴可能です。
(再確認したい箇所は、巻き戻して何度でも視聴可能です。また、再生速度の変更が可能ですので、じっくり視聴したい方、時間がなく速く視聴したい方にもおすすめです。)

会場参集、オンラインどちらも、既に多くのお申込みをいただいております。また、前述の通り、オンライン申込受講者限定で2月29日(木)までオンデマンド配信によりいつでも視聴が可能です。

また、オンライン配信のメリットを活かし、今年度から全国の都道府県・指定都市にもご案内を差し上げたところ、北は北海道、南は沖縄県まで全国各地からも多くの参加申込みをいただいております。

県内市町村の皆様におかれましても、業務多忙で参加が困難な方のみならず、遠方からの参加が困難な方、冬季間の雪道の運転が不安な方、子育てや介護等でなかなか家を離れられない方など、これまで様々な要因で参加できなかった方々にも、時間と場所の制約からの解放、業務や生活スタイルに合わせた時間での視聴などといったメリットが得られる形で実施される研究発表会です。皆様のご参加を心よりお待ちしております。

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 子どもの読書活動推進計画 パブリック・コメント実施中★――――――――――――――――――――――――――★

岩手県教育委員会では、国の「子どもの読書活動の推進に関する基本的な計画」に基づき、令和6~11年度まで今後5年間の計画として、「第5次岩手県子どもの読書活動推進計画」の策定を進めており、本日よりパブリック・コメントを実施しています。計画案は、下記の場所で閲覧できる他、岩手県のホームページにて公開しておりますので、どうぞ皆様のご意見をお寄せ下さい。

◇意見募集期間:令和5年12月22日(金)~令和6年1月21日(日)
◇資料の閲覧場所:
・県庁1F行政情報センター・各地区合同庁舎行政情報サブセンター
・県ホームページからのダウンロードhttps://www.pref.iwate.jp/public_comment/1063595/1070486.html

◇意見提出方法:
・郵送(〒020-8570岩手県教育委員会事務局生涯学習文化財課 宛て)
・ファクシミリ(019-629-6179)
・電子メール(DB0005@pref.iwate.jp

※市町村及び氏名を必ず記入。様式自由。県ホームページに参考として「記入用紙」を用意しています。なお、電話でのご意見の受付は行っておりません。また、お知らせいただきました個人情報については、本計画の検討のみに利用し、第三者に提供することはありません。

★―――――――――――――――★
   今後の事業実施予定
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※申込みや実施済みの研修講座の様子はこちらからご覧になれます。https://manabinet.pref.iwate.jp/index.php/center-menu/r05center-youkou/

【2月】
1日(木)~2日(金)令和5年度 岩手県生涯学習推進研究発表会
~岩手の人づくり・つながりづくり・地域づくりフォーラム2023~https://manabinet.pref.iwate.jp/index.php/event/060201-02/

7日(水)~16日(金)社会教育主事講習B
※当センター会場実施分 既に申込みは締め切っております。

▶ご意見・ご感想、登録・登録解除等は下記アドレスへ⇒ E-mail mag-manabee@pref.iwate.jp
▶生涯学習・社会教育関連情報は「まなびネットいわて」⇒ https://manabinet.pref.iwate.jp/
▶ 当センターの情報をSNSにて配信中【 X(旧Twitter)】https://twitter.com/manabinetiwate
◇発行:岩手県立生涯学習推進センター (花巻市北湯口2-82-13)  編集:澤柳健一

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