1. HOME
  2. ブログ
  3. 講座・イベント情報
  4. 2025/06/03 読書ボランティア研修会

まなびネットいわて

講座・イベント情報

2025/06/03 読書ボランティア研修会

実施日:令和7年6月3日(火)

 子どもの読書に関わる活動に必要とされる資質の向上を図り、子どもの読書活動の推進に資することを目的に研修会を開催しました。地域の読書ボランティアや学校図書館のボランティア等162名が受講し、子どもの読書活動の普及・奨励の意義について理解を深めたり、スキルアップにつながる実践的な研修に臨んだりと、学びの多い1日となりました。

【説明】「家庭・地域・学校等における子どもの読書活動の推進

 生涯学習文化財課 社会教育主事 髙橋祐輝が、昨年度の「岩手県子どもの読書状況調査結果」から、8割を超える小学校でボランティアによる読み聞かせが行われている一方、公立図書館等との連携に課題があることを、データを基にしながら説明しました。  

         

【講演会】「お話で寄り添う、心と心」

 絵本『うんこ!』『ま、いっか!』『わたしはあかねこ』『ながいでしょ、りっぱでしょ』などの作品で知られる絵本作家のサトシン氏にご講演いただきました。サトシン氏の人の心を引き付けるテンポの良い語り口で、会場からは何度も笑いが巻き起こり、あっという間に時間が過ぎました。その中で「読み聞かせは、読み手も込みで楽しむもの。読み手らしさがあった方が良い」「名作だけが絵本ではない」というサトシン氏の言葉に強く心を打たれました。講演会の後半は、受講者との「掛け合い読み」を行い、まさに読書を通して「想像力と創造力」を培うことの大切さを実感した研修会となりました。

【選択研修ア】子どもたちを本の世界へ!読み聞かせスキルアップ~わらべうた、手遊びを取り入れて~

特定非営利活動法人おはなしころりん理事長の江刺由紀子氏から、わらべうた・手遊びを取り入れた読み聞かせスキルアップについて御指導いただきました。江刺氏の人柄が表れた優しい口調の読み聞かせで、瞬く間に物語の世界に引き込まれました。受講者のみなさんは、お手玉や布を用いた手遊びのスキルを、楽しみながら身に付けることができました。

【選択研修イ】中学校の読書推進と読書ボランティアの役割

県立県南青少年の家 所長 佐藤敦士氏から、読書ボランティアに期待することとして、コミュニティ・スクールを活用した読書推進のあり方や読書の大切さを啓発することの重要性を教えていただきました。また、中学生による未就学児への読み聞かせの実践例などの紹介もあり、「本=楽しい」という経験をつくることの重要性を痛感する研修会となりました。    

      

【選択研修ウ】読書意欲を引き出そう!~ブックトークに挑戦~ 

奥州市子どもの読書推進事業ブックトーク講師で、胆江ゆめネットワーク副代表 藤井江里氏から、ブックトークをする手順やポイントを丁寧に教えていただきました。今年度のテーマは、「植物」。受講者が植物に関する本を持ち寄りブックトークのポイントを押さえながら本の紹介に取り組みました。

【選択研修エ】子どもたちによりよい読書環境を~本の修繕の基本を学ぶ~

県立図書館 資料管理課の加藤智春氏から、本の修繕についてご指導をいただきました。よくある本の破れを、合わせ糊やアイロンを用いて補修する方法が示されると受講者から驚きの声が上がっていました。

【受講者の声】 

●【説明】県が目指す読書推進計画に向かって小さなことからでも進めていきたいと思った。幼少期からの働きかけ、社会全体での取組が大事だということを再確認した。

●【講演会】絵本がますます好きになった。ぜひ子ども達に伝えていきたいと思った。大人が子どもに与えるべき影響を考えさせられた。

●【選択研修ア】江刺さんのお人柄が伝わるお話だった。子どもに向き合う真摯な姿勢に大変感激した。小さい頃の読み聞かせや読書が、人生に関わるとても大事なことと気づかされた。

●【選択研修イ】自分が楽しまないと子どもも楽しくない、伝わらないということを改めて感じた。

●【選択研修ウ】自分が選ばないような本をたくさん知ることができて、今後の参考になると思った。「この本を読んでみたい」という気持ちにさせられた。

●【選択研修エ】何度やっても基本の「き」を教えていただけるのがありがたかった。図書ボランティアとして少しでも学校の本を直せたらと思った。

【受講者の評価】

A(有意義)            81.6%

B(どちらかといえば有意義)    18.4%

C(どちらかといえば有意義でない)   0%

D(有意義でない)            0%

【担当者から】

 「読み聞かせをすることだけが読書推進ではない」ということを学ぶことができた研修会でした。この研修会で「本好きの人」が増え、本を通した人の和が生まれることを願っています。


実施担当:[生涯学習推進センター]
実施要項PDF)  ちらしPDF

1 目 的
子どもの読書に関わるボランティア・図書館職員等に必要とされる知識・技能についての研修を行うことによって資質の向上を図り、子どもの読書活動の推進に資する。

2 主 催
岩手県教育委員会

3 主 管
岩手県立生涯学習推進センター

4 対 象
(1)地域の読書ボランティア
(2)学校図書館ボランティア
(3)学校図書館担当教職員
(4)県や市町村教育委員会担当職員
(5)市町村立図書館及び県立図書館職員等
(6)その他子どもの読書活動を支援しているボランティア等

5 定 員
会場参集:150名  オンライン:制限なし(「選択研修」は視聴・受講できません)

6 期 日
令和7年6月3日(火)

7 会 場
岩手県立生涯学習推進センター 
  〒025-0301 花巻市北湯口2-82-13
   TEL 0198-27-4555  FAX 0198-27-4564

8 受講申込み
「まなびネットいわて」から申し込んでください。
【申し込み締め切り5月23日(金)】

9 日程及び内容
【開   会】9:30
【説   明】 9:40~10:00「子どもの読書推進計画について」生涯学習文化財課
【講 演 会】10:10~12:00 「お話で寄り添う、心と心」 絵本作家 サトシン氏
【昼食・休憩】12:00~13:00
【選 択 研 修】13:00~15:30
ア「子どもたちを本の世界へ!読み聞かせスキルアップ」
 特定非営利法人おはなしころりん 理事長 絵本専門士 江刺 由紀子 氏
イ「中学校の読書推進と読書ボランティアの役割」
 岩手県立県南青少年の家 所長 佐藤 敦士 氏
ウ「読書意欲を引き出そう!~ブックトークに挑戦~」
  胆江ゆめネットワーク 副代表 藤井 江里 氏
エ「子どもたちによりよい読書環境を~本の修繕の基本を学ぶ~」(定員15名)
 岩手県立図書館指定管理者資料管理課 加藤 智春 氏
【閉会】15:30

10 携行品
筆記用具、所属で使用している名札、昼食、各自必要なもの
○選択研修ウ「読書意欲を引き出そう!~ブックトークに挑戦~」を受講の方は、
 ブックトークに使用する本1冊とその本の紹介台本をご用意ください。
 *ご用意いただく本のテーマは『植物』です。
 *本の紹介台本は、3~5分程度の内容をご準備ください。
○選択研修エ「子どもたちによりよい読書環境を」の受講希望の方は、
 エプロン、タオル(ハンドタオル程度の大きさ)、ハサミ、カッター
  30㎝程度の定規(できればステンレス製)、修理したい本をご用意ください。
 *タオルは筆を拭くために濡らして使用します。使い古しで構いません。
 *修理したい本は、破損状態がひどくない本をご用意ください。
  ページ破れ、ページ外れ、背表紙の破損等を修理します。
  研修時間の都合上、破損状態がひどい本は対象外とさせていただきます。
 *当日使用する物の数等の都合上、定員15名とさせていただきます。
  (希望者多数の場合、抽選となります)

11 受講者旅費
派遣者において負担願います

12 その他
(1) 昼食は、各自ご用意ください。
 近隣のコンビニまでは車で10分程度かかりますのでご注意ください。
(2) 県立生涯学習推進センターまでの交通案内及び駐車場下記よりご確認ください。
 「まなびネットいわて」>[生涯学習推進センター]>[アクセス]
(3) 研修受講にあたり配慮を希望する場合は、申し込みフォームにご記入いただくか事前
 に当センターへご相談ください。

13 受講申し込み 
下記フォームに必要事項を入力し、[送信]をクリックしてください。後日担当者から確認のメールを差し上げます。(2~3勤務日以内)(入力いただいた情報は関係機関で受講に関係した処理のみに使用いたします)
※公立学校の教員の方は下記フォームでの申し込みと併せて「Plant」上での申し込み手続きを行ってください。 > Plantリンク
  終日受講し、アンケートの提出をもって受講完了とさせていただきます。

関連記事