すこやかマガジン第958号
震災から考えること
みなさんこんにちは。東日本大震災から昨日で15年が過ぎました。あの日、もうすぐ1歳になる我が子を抱え、テーブルの下に潜ったのを昨日のことのように覚えています。内陸部でしたので、沿岸地域の方々に比べたら被害は大きくなかったものの、停電が続き、スーパーの長蛇の列に並びました。いつも通りではない生活。大人だけであれば、何とでも…と思いますが、小さい子どもがいるとなると、何かと心配でした。
そんな時、近所の方が、我が家に小さい子どもがいることを知って、「オムツ間に合ってる?大丈夫?」と声をかけてくれ、オムツの販売があるお店の情報まで教えてくれました。突然の地震で買い置きもそれほどなく、あと何日続くか先が見えない不安な状況の中、子どものことを気にかけてくださったことがとても嬉しかったです。
また、知り合いから、「出産後、病院から赤ちゃんと家に戻ったばかりで地震にあい、停電のために暖をとれずにいる人がいて…」と相談がありました。我が家にあった反射式のストーブと灯油をおあげしました。生まれたばかりの赤ちゃんを抱え、不安でいっぱいだったお母さんの表情がパッと笑顔になったことが忘れられません。
災害時に備え、食料や日用品の準備、転倒防止などの環境を整えておくこと(自助)はもちろんですが、命を守るためには、周りの人とのコミュニケーション、助け合い(共助)もとても大切だと実感した出来事でした。身近な人を気遣い声をかけることや自分自身も困った時は誰かに助けを求めることは、日頃からの人との関わりの中でできることだと思います。
家族で、親子で、そして近所の人や職場の人と、挨拶をかわしたり、たわいもない話をしたり…と普段の小さな関わりの積み重ねが災害時の命を守ることや困難を乗り越えることにつながるのではないでしょうか。
あの時の赤ちゃんは今年で15歳、「どんな中学生になったかな?」と思い浮かべています。
★盛岡市 家庭教育情報通信(はぐ便り)2026年3月号
今月は子育てに関わる方への防災情報が掲載されています!https://www.city.morioka.iwate.jp/kosodate/otherkyoiku/katei/1003222.html
★一般社団法人 全日本防災計画協会
災害に強い社会づくりにおける重要な考え方
https://www.bousai119.or.jp/media/kiji.php?n=126
※今号で令和7年度の配信は最後となります。令和8年度は4月16日(木)から配信予定です。今年度もご愛読いただきありがとうございました。
過去のすこやかメールマガジンは >こちら
☆子育てに関する悩みを一緒に考えます☆
子育て電話相談「すこやかダイヤル」 0198-27-2134
☆メルマガへのご感想、アドレス変更・配信停止はこちらへ(^_^)/
kosodatem@pref.iwate.jp
★==========================★
【発行・文責】岩手県立生涯学習推進センター
【HP】https://manabinet.pref.iwate.jp/
【X(旧Twitter)】https://twitter.com/manabinetiwate
★==========================★