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すこやかMAG

すこやかマガジン第877号

6月6日配信

環境月間×絵本

昨日6月5日は、「世界環境デー」。環境問題へ目をむけ、理解を深める日として国連が定めた国際デーです。日本でも「環境の日」として定められています。「世界環境デー」は、1972年6月5日にストックホルムで、環境問題をテーマにした初めての政府間の会合、国連人間環境会議が開催されたのを記念して日本とセネガルが共同で提案し、制定されたそうです。UNEP(国連環境開発計画)の主導のもと、毎年ホスト国を決め、テーマを掲げて環境の重要性を訴え、理解を深めるために行われています。

 2024年のテーマは「私たちの土地、私たちの未来。私たちは#再生の世代」。土地の回復や砂漠化の阻止、干ばつへの耐性の構築に焦点を当てています。世界の土地の最大40%がすでに劣化しており、世界で約32億人が砂漠化によって悪影響を受けていると言われています。さらに、2050年までに世界人口の4分の3以上が干ばつの影響を受けると予想されています。人間による環境破壊。その影響は気候変動や、生態系の損失、土地の砂漠化など目に見える形で日々深刻化しています。この時代を生きる私たちには、環境を守り、あるべき状態へと土地や自然を回復させていく責任があるのです。(UNEP HPより)


ひとつしかないみんなの地球を守るため、できることから取り組んでいきたいものです。

さて、先日、当センターで「読書ボランティア研修会」が行われました。絵本の読み聞かせには、子どもの言語力・読解力を高め、感情を豊かにし、想像力を育てるなどの効果があるそうです。講演をしてくださった絵本作家・イラストレーターの はたこうしろうさん は「絵本のいいところは、絵があることでより想像力を働かせ、立ち止まったり戻ったりしながら読者が自由に思いをめぐらす豊かな時間があること」とおっしゃっていました。

「世界環境デー」は終わりましたが、6月の1か月は環境月間とされています。この機会に、絵本をとおして自然環境に目を向けたり、考える機会にしたりするのもよいのではないでしょうか。おすすめの本を紹介します。

ひとつは、「365日まいにちペンギン」。ある日、チャイムがなって、届いたのはなんとペンギン。その日から毎日一羽ずつペンギンが届けられ…。算数の勉強?でも実はエコを考える本。イラストが可愛らしい、スタイリッシュな本です。

もうひとつは、先日、当センターの「読書ボランティア研修会」で講演をしてくださった、はたこうしろうさん の「なつのいちにち」です。暑い夏の日、クワガタのいる山をめざしてぼくは走ります。夏の暑い日差し、青い空、響き渡る蝉の声…。迫力のあるイラストで守るべき懐かしい日本の夏を感じることができる一冊です。 

 楽しみながら、環境について考えていけるといいですね。

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