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すこやかマガジン第875号

5月23日配信

みなさん、こんにちは。5月も終わりに近づいてきましたね。

各地の田んぼに水が入り、遠くの山々が水鏡に映るすがすがしい季節となりました。どこかに出かけたくなるようなこの季節、私は、息子と盛岡市立図書館に行ってきました。4月にリニューアルオープンしたばかりの盛岡市立図書館。行ってみると、高松の池周辺の景観に溶け込み、ずっとその場に佇んでいたくなるような素晴らしい図書館でした。盛岡らしさを感じる展示物があったり、お年寄りから子供までそれぞれが思い思いの居場所を見つけて好きな本に親しめるような空間があったりと、ワクワクが止まりません。本を読みたくなるような環境の大切さを改めて感じました。

 息子が真っ先に行った場所は、2階にある「こどもライブラリー」。さっきまで動画を見たがっていた息子が、本を選び、家に帰ってから静かに本を読み始めました。2週間後にまた息子と本を選びに行きたいと思います。

 盛岡市立図書館のように…とまではいきませんが、我が家は我が家なりに、子供が本に親しめるような環境を整えることにしています。ちょっと目を離すと、すぐに動画やゲームに気持ちが奪われてしまう息子に、少しでも本の楽しさを味わってほしいと思いながら実践していることをご紹介します。

・色々なところに本を置いておく。

リビング、ダイニング、トイレ、子供部屋…などなど、ちょっとした隙間時間に本を手に取ってくれるように工夫しています。

・子供の興味・関心を探っておく。

子供との何気ない会話から、興味・関心を探り、関連した本をさりげなく紹介するようにしています。先日は星座の本を紹介しました。

・読み聞かせをする。

寝る前は必ず読み聞かせをします。読み聞かせは、親子の心の絆を深めてくれると感じます。一緒にページをめくりながら親子の会話も弾みます。息子があと何年読み聞かせに興味をもってくれるかはわかりませんが、読み聞かせを通して一緒の時間を過ごせることに幸せを感じます。

・自分で本を選ばせ、否定しない、強制しない。

「こんな本を読ませなきゃ」「こんな本ではだめだ」など、どうしても親のエゴが出てしまいます。できるだけ子供が「読まされている感」を感じないよう言葉がけにも気を付けるようにしています。迷っていたら、「いわての小学生のためのおすすめ図書100選 いわ100きっず」から選ばせることもあります。

子供の発達段階に応じて、読書の仕方は変わると思いますが、現在我が家が実践していることをご紹介しました。

晴れた日には、子供たちが遊んでいる公園のベンチで、雨の日には、緑が見える自宅の窓辺で、お気に入りの一冊を開いてみてはいかがでしょうか。

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