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すこやかマガジン第845号

減塩生活はじめませんか?

9月14日配信

先日、健康診断で血圧が高めであることを指摘され、「ついにきたか…」とがっかりしました。甘いものよりしょっぱいものが好きな私は、毎年健康診断の度に警戒しつつ「まだ大丈夫だよね」と油断しながら、生野菜や白米など何にでも岩塩を振りかけて食べていました。もう控えます。

思い返せば、幼少期から塩分高めのものが好きでした。特に思い出に残っているのは「チョロギ」です。ご存じでしょうか?コーンなしのソフトクリームを前後にくっつけたような形状で、3㎝ほどの塊茎です。それを真っ赤に染めて漬物にしたもので、すっぱしょっぱい味でした。おばあちゃんっ子だった私はよく一緒に食べていて、パリパリした食感と芋虫のような見た目が気に入っていました。祖母と買い物に行ってはチョロギをおねだりしていたのが母にばれてしまい、「そんなしょっぱいものばかり食べてはダメ」と怒られ、代わりに果物をよく食べさせられました。ですが、その怒っていた母親は、密かにマカロニサラダに醤油を垂らして美味しそうに食べており、横目で見ていた私は、しょっぱいものに対する「ダメだけど美味しい」という味覚がしっかりと刷り込まれました。

大人が塩分を取りすぎると高血圧になるのはよく知られていることですが、子どもが塩分を取りすぎるとどうなるのでしょうか?

塩分の摂取量が多いと尿からカルシウムが失われ、骨がもろくなり骨粗しょう症のリスクが高まるそうです。また、喘息などの呼吸器疾患、胃がん、肥満など多くの疾患の発症を引き起こす可能性があるということを示す研究もあります。

American Family Physician誌に掲載された研究によると、3歳から18歳の子どもの7%が高血圧の予備軍か高血圧症であるとされているそうです。大人と同じように、子どもの高血圧は症状がなく、親もその兆候を発見できないことが多いのですが、血圧が上昇すると動脈血管が太くなり、心血管系疾患にかかりやすくなるそうです。こわいですよね…。

自覚症状がなければ食習慣は変えにくいと思います。ですが、逆に、自覚症状がないうちに「減塩生活」はじめませんか?(と、自分に言い聞かせています)

【参考】https://nobiiru-kids.jp/child-salt/

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