かき氷

８月３日配信

みなさん、こんにちは。

盛岡市では、８月１日からさんさ踊りが行われています。この夏は、県内各地で行動制限のない夏祭りが開催されており、賑わいを伝える報道が各メディアで紹介されていますね。

さて、夏祭りの楽しみの一つに、屋台グルメがあります。子どもたちが小さかった頃、祭りの熱気が「凉」を求めさせるのか、必ずといっていいほど、かき氷を買わされました。子どもたちが好きだったのが、ブルーハワイで、真っ青になった舌を見せ合いながら食べていました。

子どもたちは、夏祭りだけでは飽き足らず、毎日かき氷を食べたいとねだるようになり、根負けして家庭用かき氷機を買いました。機械に氷を入れハンドルを回すたびに出てくるかき氷に、子どもたちは、歓声をあげながら、その様子をずっと見ていました。容器いっぱいのかき氷ができると、好きな味のシロップをかけたり、フルーツをトッピングしたりと楽しんで食べていました。

何度かかき氷を作ってあげていると、ある日子どもたちから「今日は、お父さんとお母さんの分を僕たちが作ってあげる」「あっちで待っていて」と言われました。かき氷機の刃が心配でしたが、これも経験と子どもたちに任せてみました。

悪戦苦闘しているのか、なかなか現れない子どもたち。ちょっと様子を見てみようかと妻と相談しているところに、子どもたちが大事そうにかき氷を２つ持ってきました。氷は容器3分の1ぐらいでしたが、フルーツてんこ盛りのスペシャルかき氷でした。子どもたちが一生懸命ハンドルを回して作ったのだなと思うと、その気持ちがうれしく、格別に美味しく感じました。

夏休みはお盆もあり家族団らんの機会が多いです。子どもたちにしてみたら、ちょっとした体験でも、親にとっては大切な思い出になることもしばしばです。

まだまだ暑い日が続いているので、子どもたちが帰省したら、かき氷機でかき氷を作ってあげようかと思います。

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