実施日：令和５年６月１４日（水）
実施主管：［生涯学習推進センター］

～チラシ・広報誌づくり初心者のためのテクニック向上講座～

　ICTスキルアップ研修講座は今年度、内容を大幅に拡大し、研修者が日常業務でPCを使用する際の技術を身に付けてもらうための内容を盛り込み、全部で６講座企画しています。今回は３つ目の講座で６月１４日（金）に研修が行われ、県及び市町村の生涯学習・社会教育関係者、地域づくり関係職員、NPO関係者、学校関係者など３０名が参加しました。

　この内容の講座は長年「広報スキルアップ研修講座」として、当センターで実施しており、毎年多くの方に参加いただいています。チラシ作りなどを行う際に、「思ったようにレイアウトできない」「Wordでは作りにくい」など、さまざまな困りごとを持ちながら日々の業務にあたっていると思います。昨今の社会教育現場でのICT機器使用頻度の増加に伴い、ほかのICT機器の使用方法の研修と合わせ、「ICTスキルアップ研修講座」の内容の一つという位置づけのもと、実施することにしました。

　定員24名で開催の予定でしたが、定員を越える申し込みがあり30名で実施することにしました。今回の研修は総合教育センター情報処理実習室を会場にして、実際にPCを使って演習を行いました。

　午前は図形オブジェクトの操作方法を中心に実習を行いました。図形の作成・操作はOffice製品群で共通であること、実際の物体を動かしたり重ねたりする感覚が理解できれば操作しやすいことなどを、説明を受けながらWordを使ってお絵描き感覚で実習を行いました。

　午後の実習は、Wordよりも印刷物のレイアウト作成に特化したソフトウェア「Publisher」の使い方についての実習を行いました。図形オブジェクトの操作感覚はWordとほぼ同様であること、「マスターページ」というレイヤー構造を使用すると、複雑なレイアウト作成が効率よく行えることなどを、作例のファイルに操作を加えながら学びました。

【参加者の感想】　　　　　　　　　　　　　　　　　
・便利な機能を知っていると効率が全然違うと分かった。
・Wordは使い慣れているつもりだったが、今回の講座で作業の効率化が大事だと気付いた。
・今年度初めて広報誌担当となり、Publisherを初めて使用した。よくわからず使用していた部分もあったが、今回の研修でマスターページの使用など深く知ることができた。

【受講者の評価】　　　　　　　　　　　　　　　　　
A (有意義) 　83.4％
B (どちらかといえば有意義) 　13.3％
C (どちらかといえば有意義でない) 　3.3％
D (有意義でない) 　0%

【担当者から】　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　オブジェクト操作の感覚が身に付けば、紙面上でのレイアウト配置はそれほど苦ではなくなります。お絵描き感覚で、楽しみながら身に付けていきましょう。