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すこやかマガジン第879号

2024年6月20日

カタツムリ

明日は夏至。すでに暑い日が続いていますが、まもなく梅雨がやってきますね。

先日、庭の草取りをしていると、小さなカタツムリがいました。それを見て、最近ネットで目にしたカタツムリについての記事を思い出しました。(どこのサイトか思い出せないのですが)その記事の中の専門家へのインタビューによると、「カタツムリには寄生虫がいる」といった内容のことが語られていました。

もし皆さんがこの記事を読んだら、子どもに対してどのような声をかけるでしょうか?「触っちゃだめ」と声をかけますか?

カタツムリに限らず、自然界には人に害を及ぼす寄生虫や細菌、ウイルスがたくさん存在します。外で何かに触れたとき、細菌や寄生虫の卵などが手に付着し、そのまま食べ物に触れたり、体の粘膜に触れたりすると、そこから体内に侵入し、感染してしまいます。ですから、外から帰ったら手を洗うというのは、しっかり習慣にしておく必要があります。「触っちゃだめ」ではなく、「手を洗ってね」と声をかけましょう。特にこれからの梅雨の時期はカビをはじめとして、細菌類が多く繁殖する時期でもありますので、しっかり手を洗うよう、注意したいですね。

カタツムリの体から出るネバネバした粘液は古代ギリシャの時代から皮膚の炎症を抑える効果が知られていたそうで、近年ではカタツムリの粘液を配合した化粧品が販売されています。またさらなる効果について研究している研究者たちもいるそうです。子どもに「触っちゃだめ」と言うのは、未来の科学者の芽を摘むことになっているかもしれません。思い存分カタツムリと遊ばせてあげてください(かたつむりは迷惑でしょうが)。そしてその後は手をきれいに洗わせてくださいね。貴重な体験となるはずです。

カタツムリの殻はカルシウムでできています。そのため、カルシウム分の少ないところではカタツムリは育ちにくいそうです。今度、庭の植物に肥料を与えるときには石灰も播いておこうと思いました。

参考:https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/24/011100019/

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