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子どもの読書活動推進

テーマ8 岩手県の作家・舞台を読む


本のタイトルをクリックすると、紹介文を読むことができます。
※今回の改訂で新たに掲載された本はオレンジ色で示しています。

岩手が生んだスーパースター「大谷翔平」の言葉。
 この本のおすすめポイントは、第一章の「挑戦」というところです。大谷翔平選手はこれまで高校時代にアマチュア野球史上最速の160 キロをマークするなど、高校時代からずっと前人未踏を成し遂げてきました。そんな大谷翔平選手の挑戦の原動力になっていることは何か。気になる方はぜひこの本を読んでみてください。【中学生推薦】

あなたにとってかけがえのないものは何ですか。
 今は亡き父との思い出の山奥のダム。訪れていた小6のユウタが、タイムスリップした1970年代の村で見たもの…それは、泣きたくなるほど懐かしく美しい景色や世界でした。信じられない事が続いていくけれどグイグイと引き込まれていく感動の物語です。

語れない痛みが、静かに言葉になる ― 言葉が心をそっと照らします。
 盛岡市で生まれ育ったれいんさん。内陸で東日本大震災を経験したれいんさんだからこその着眼点と繊細さが光る作品である。言葉一つ一つに温かさとハッとするような気づきがある。大震災の経験の有無に関わらず、本作が少しでも震災に想いを馳せるきっかけになればいいなと
思う。「うまいものをたべる。人と会う。それが生きるってことよ。」【高校生推薦】

夢を失ったふたりが出会った朝、世界は少しだけカラフルになった。
 主人公の高校生・伊澄と、車椅子ユーザーである同級生・六花との友情の物語です。六花の思いや考え方に触れることで、日常の中にある気づきや、誰かと向き合うことの大切さを感じ、胸を強く打たれます。この本を読むと、様々な立場の人との関わり方について深く考えさせられるでしょう。岩手県出身の著者が送る、心温まる1冊です。【高校生推薦】

頼りない探偵が最後には事件の謎をすっきり解き明かします。
 5つの事件に5つのキーワード。トランプ、時計、カメラ、チョコ、雪だるまー。事件現場に残された証拠をもとに、気が弱く引きこも
りがちな名探偵・音野順が事件のからくりを明快に解き明かします。あなたも名探偵と一緒に謎を解いてみませんか。

「急(せ)がなくていい」大事なもののための我慢は自分を磨く。
 あることがきっかけで不登校になってしまった高二の美緒。何も見出せない日々の中、突然向かった先は岩手でホームスパン工房を営む父親の実家でした。広い心で受け止めてくれる祖父や周りの人たち。美緒は少しずつ自分と向き合うようになります。盛岡の町並みとホームスパンの美しい色の糸が織りなす、ある家族の成長物語です。

遠野の地には、今も不可思議な怪異が息づいている…。
 「シルマシ」「オマク」「モンコ」など、読んでいると背中がゾクゾクしてきます。作者は遠野市に移り住み、地元のお年寄りをはじめ、い
ろいろな人たちから聞き集めた怪談話をまとめてこの本にしました。現代版の「遠野物語」です。

星々を巡る幻想の旅が問いかける、本当の幸せとは何か。
 岩手県出身の作家宮沢賢治の代表作であるこの作品は、「本当の幸せとは何か」を描いた物語だ。主人公の少年ジョバンニが、親友のカムパネルラと共に、銀河鉄道に乗り旅をする。とても幻想的で素晴らしい世界観だと私は思った。私はこの本を読んで大切なことを知ることができた。だからこそもっと多くの人に読んでもらいたい。【高校生推薦】

故郷を追われた夭折の詩人。その想いに触れてみませんか。
 聞き覚えのある歌もあるけれど、なんだか難しそう……そんな気がするかもしれません。 でも、心配はいりません。序文や解説を読んで気軽に挑戦してみましょう。友人や家族に向けた愛情や何気ない日常の風景が、驚くほど鮮明に浮かんできます。東京・北海道を転々と過ごした啄木。その想いに寄り添う時間が過ごせるはずです。

天才に寄り添う父の想いを描いた、感動の家族物語!
 宮沢賢治とその父の親子の物語です。父は賢治のために厳しくしようと努めるも、つい甘やかしてしまう。そんな二人の間に深い家族愛があふれています。賢治は「雨ニモマケズ」の前にもすばらしい物語を書いて天才と呼ばれていました。「雨ニモマケズ」がどうして多くの人に
知られるようになったのか、その展開もドキドキです。【中学生推薦】

ふるさと岩手は、民話の宝庫です。
 民俗学者の柳田国男が、遠野の民話収集家佐々木喜善から採話した民話集です。原文の「遠野物語」は難解かもしれませんが、本書は口語訳でわかりやすい文章になっています。「オシラサマ」「マヨイガ」など、全国的にもよく知られている岩手の民話を読んで、郷土の歴史や文化に触れてみませんか。

 2025年本屋大賞に岩手出身の作家・阿部暁子さんの『カフネ』が選ばれ、大きな話題となりました。2023年には、くどうれいんさんの『氷柱の声』が芥川賞候補に、2025年には柚月裕子さんの『逃亡者は北へ向かう』が直木賞候補に選ばれるなど、近年、岩手ゆかりの作家たちの作品が全国で注目を集めています。「文学の国いわて」が育んだ物語にふれて、言葉の力を感じてみませんか。

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