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まなびネットいわて

子どもの読書活動推進

テーマ6 ユーモアを味わう


本のタイトルをクリックすると、紹介文を読むことができます。
※今回の改訂で新たに掲載された本はオレンジ色で示しています。

生きているうちはだいじょうぶ。なんとかなっちゃう。
 トラブルの絶えない岸田家。長女である著者は時に「カオナシ」となり「赤べこ」となり「球場を舞う蝶」となって、軽快な語り口で困難な状況を乗り越えていきます。そこには家族や周囲とのあたたかい交流があります。ホロリと涙したり、こらえきれず吹き出したり。公共の場での読書にはご注意を。

あれ、あったらいいな。そんな期待に応えた商品目録。
 最近、堪忍袋の緒が切れそうで、どうにかしたいと思っている方は、是非ご覧下さい。「左うちわ」や「自分を上げる棚」、「助け舟」など、魅力的な商品が紹介されています。この商品を使ったらどんなことになるだろうと想像してみると、思わずクスッとしてしまいます。そして何より、そんな商品を求めたくなる願望の中に、愛すべき人間らしさを発見できます。

バカすぎる店長の下で奮闘する書店員の日々を描く。
 店長の山本猛は、悪意なく周囲を困惑させる「バカすぎる」店長。谷原京子は、そんな店長の下で、ストレスを爆発させそうになりながら日々奮闘します。書店で働く人たちの仕事に対する思いや、本に傾ける情熱なども伝わり、登場人物のみならず、リアルな街の本屋さんまでも応援したくなる本です。きっと、読み終わる頃には、山本店長の印象も変わっているはずです。

甘いチョコレート工場の風刺の効いたビターな物語。
 謎に包まれた巨大チョコレート工場見学の切符を引き当てた5人の子供たち。発明品のようなお菓子や工場で出会うユニークな人たちに、笑ってしまいます。奇想天外な出来事に次々と遭遇する子供たちは、次第に、人として大切なことは何かに気づかされていきます。

言葉が世界を変える夜の旅へ―ユーモアと深い余韻が交差する。
 本好きの王様が病気になってしまい、王へ珍しい本の話を聞かせるために2人の男が城へ呼びだされました。男達は王様へ毎晩代わりばんこに本の話を聞かせます。この本は章が分かれていて読みやすいです。ストーリーもユーモアに溢れていますが、読み進めていくと心に響く物語もたくさんあります。ぜひ読んでみてください。【中学生推薦】

クスッと笑えて心が和む、本の覚え違い集です。
 「カフカのヘンタイってありますか?」「池波遼太郎の本はどこ?」これらは実際に福井県立図書館が受けた質問です。うろ覚えのタイトルや作者名でも構いません。お探しの情報にたどり着けるよう司書がお手伝いをさせていただきます!真面目でおもしろいレファレンス集で、読書案内としても参考になる1冊です。

詰め襟に学級章と校章。オレは瀬谷中学校の生徒になる。
 オレ成田鉄男は、引っ越しによってライバル小学校からの生徒が入学する瀬谷中学校にただ一人入学することになってしまった! オレが知っているのは制服の採寸で一緒になった「シロタアンリ」という女子だけ。どんな中学校生活が待っているんだろう。中学校に入学した主人公が成長する日々を関西弁でユーモラスに語ります。

無鉄砲で一本気。中学教師・坊っちゃんの痛快ストーリー。
 四国の中学に赴任した坊っちゃんは口が悪く怒ってばかり。しかし軽快な文体と共に、無鉄砲で真正直な坊っちゃんに惹かれ、赤シャツへの「憤り」も共感できます。この小説をモチーフにした、万城目学著『鹿男あをによし』(No.67)と登場人物を読み比べるのも楽しいです。

病弱な若旦那が、どこかおどけた妖あやかしたちと、江戸を駆け回る。
 江戸の廻船 問屋の一人息子、一太郎は、外出もままならないほどの病弱な体。一太郎を守るのは、犬神・白沢・鳴家・屏風のぞきたちの妖怪。彼らが力を尽くして一太郎を守っているのに、なぜか殺人事件に巻き込まれてしまいます。守られてばかりの自分に嫌気が差し、ふりかかる困難を払いのける力を身につけようとする一太郎と共に、読者も江戸の町を駆け回ることのできる幻想捕物帖。

猫がもっと好きになる。猫好きな人のことも好きになる。
 猫による猫のための教科書です。如何にして飼い主をメロメロにさせ、思い通りに操るか。この本には、筆者ならぬ筆猫の経験と叡智に裏打ちされたノウハウが、ギッシリ詰め込まれています。猫目線からの人間分析も秀逸です。不思議なことに、人間の立場でこの本を読んでも、猫の思い通りにはさせないぞ」とは思いません。むしろその逆です。人間のそういうところ、私は好きです。

突然鹿に話しかけられた「おれ」運び番って、目ってなんなんだ。
 奈良の女子高の教師になった「おれ」はある日突然、奈良公園の鹿に「目」の「運び番」を命じられます。鹿は鎮めの儀式を行わないと日本は滅亡するというのです。よくわからないまま巻き込まれていく主人公の「おれ」と生徒そして鹿との会話が笑えます。(No.64『坊っちゃん』でも紹介)


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