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すこやかマガジン第861号

1月18日配信

【1と8で…】

みなさん、こんにちは。
本日、1月18日は「防犯の日」というのを知っていましたか?正確には毎月18日は防犯の日。
「18」の「1」を棒に見立てて「防」、「8」を「犯」と読む語呂合わせから来ているそうです。
日本で初めての警備保障会社として1962年(昭和37年)に創業したセコム株式会社が、社会の安全化に努めてきた同社の、企業や家庭、個人の防犯対策を毎月この日に見直して「安全・安心」に暮らしてもらいたいとの願いを込めて制定したということです。

警察庁発表の「令和2年の犯罪」によると、小学生の犯罪被害認知件数は、親と一緒に行動する時間が多い未就学児童と比較して暴
行・傷害で約2.1倍、強制わいせつは約6.4倍も増加しています。
親がずっと見守ることができない以上、子どもに「行自分の身は自分で守る」という意識を持たせることが、恐ろしい犯罪から子どもを守る近道となります。

そこで、今回は通学・外出時の約束「いかのおすし」を紹介します。これは、子どもが知らない人に声をかけられたときに被害に遭わ
ないようにするための行動を示した防犯標語です。

「ついて【いか】ない」「【の】らない」
名前を呼ばれたり、「お母さんが病院に運ばれたよ!」「動画の撮影をするから一緒に来てくれない?」などと言われたりしても、知らない人にはついていかない、車に乗らないことを教え、具体的な断り方を子どもと一緒に考えてみましょう。

「【お】おごえをだす」
声かけ・つきまといの多くは、子どもが一人になった時に発生しています。子どもには、「何かあったら大声を出して助けを呼ぶんだよ」と教えてください。しかし、大人でもそうだと思いますが、とっさにはなかなか大声は出せないものです。そのような時は、防犯ブザーを鳴らすことで、同じ効果があります。いつでも使えるように電池のチェックや、ブザーを押す練習をしましょう。

「【す】ぐにげる」
親子で通学路や、自宅と習い事の間の道路など、子どもの行動範囲を一緒に歩いて、何かあったら駆け込める場所の確認をしましょう。人通りが少ない場所、薄暗い道、地下道、見通しの悪い公園、建物の影などがあれば、そこは犯罪が起きやすい場所です。

「【し】らせる」
子どもは、声かけやつきまといなどの出来事を誰にも言わないで黙っていることがあります。子どもの様子が「いつもとちょっと違うな」と気になった時は、やさしく声をかけてあげましょう。声かけやつきまといなどがあった時には、些細なことでも必ず警察への通報と、学校への連絡をしましょう。

小学校・中学校の入学に向けて、学用品などの準備を始めているご家庭も多いことと思います。4月から子どもたちが通う通学路やその周辺をチェックし、早めの防犯対策をしておきましょう。この時期は道路に雪があり、防犯とは違う意味での危険箇所も見つかるかもしれません。

参照:おやこでまなぼう!「いかのおすし」で毎日安全! 警視庁 (tokyo.lg.jp)  https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kurashi/higai/kodomo/kodomo110.html

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