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講座・イベント情報

ICTスキルアップ研修講座②事業報告

実施日:令和5年6月9日(金)
実施主管:[生涯学習推進センター]

~オンライン配信のための著作権講座~

ICTスキルアップ研修講座は今年度、内容を大幅に拡大し、研修者が日常業務でPCを使用する際の技術を身に付けてもらうための内容を盛り込み、全部で6講座企画しています。今回は2つめの講座で6月9日(金)に研修が行われ、県及び市町村の生涯学習・社会教育関係者、地域づくり関係職員、NPO関係者、学校関係者など47名が生涯学習推進センターで直接、またはオンラインで受講しました。

ICTスキルアップ研修講座は今年度、内容を大幅に拡大し、研修者が日常業務でPCを使用する際の技術を身に付けてもらうための内容を盛り込み、全部で6講座企画しています。今回は2つめの講座で6月9日(金)に研修が行われ、県及び市町村の生涯学習・社会教育関係者、地域づくり関係職員、NPO関係者、学校関係者など47名が生涯学習推進センターで直接、またはオンラインで受講しました。

 はじめに日本音楽著作権協会ネットメディア部ネットメディア課課長の横山友美氏より、「オンライン配信と音楽著作権」と題して講義をいただきました。

著作権についての概要とどのような場合手続きが必要になるかを事例を挙げながらお話しいただきました。著作権の取り扱い方についての知見を得ることができました。

 後半はオンライン配信を行う際の注意点について、当センター職員から説明を行いました。
 現在、社会教育においてもICTを活用することで、「いつでも、どこでも、だれでも」学べる環境を提供することが求められつつあります。特にも動画配信をはじめとしたオンラインの活用が進んでいくことが考えられます。さらにこれまで行ってきた広報などの情報発信もオンライン上で進めていくことが増えていくことも考えられます。

 このような中で、著作権の取り扱いについて、あいまいにしたままで著作物を利用したことによるトラブルの事例を耳にすることが多くなってきています。トラブルの内容について紹介するとともに、どのような点に気を付けるべきかについて、説明を行いました。
 紙媒体の広報誌などの作成においても「フリー素材」と呼ばれている画像などの利用について、著作権者によるオンライン配信がされているものなのか、著作権法上利用に問題がないかの確認をしっかりとする必要があることをお話ししました。
 また、オンライン配信においては個人情報や肖像権についても留意することが必要であること、ライブ配信等の動画配信を行う際は出演者に承諾を得ること等、講師を依頼する際の段取りの中でどの点で注意が必要かについての説明を行いました。

【参加者の感想】                 
・オンライン配信等の便利な手段が増えた半面、神経を使わないといけないことを痛感した。
・利用するケースごとに手続きが違うなど、理解が追い付かない部分もあったが、権利を侵害しないよう事前確認が大切であることは理解した。
・オンライン配信が主流になっていく中、積極的に活用しながら、著作権や肖像権について念を入れて確認することを徹底したい。
・初めてZoomで受講したが、とても便利だと感じた。

【受講者の評価】
A (有意義)  66.7%
B (どちらかといえば有意義)  33.3%
C (どちらかといえば有意義でない)  0%
D (有意義でない)  0%

【担当者から】                  
 今回の研修は「著作権」というひとくくりで行いましたが、「肖像権」やイラストの「複製権」など、様々な権利があり、それぞれ保護されています。それぞれの状況に合わせて、適切な利用をすることができるようになれば幸いです。

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