1.OBSの紹介-キャプチャ装置とは-
キャプチャ装置とは
キャプチャ装置とは映像や音声をPC(パソコン)に入力する(取り込む)装置です。OBS Studio(以下、OBS)を使用するにあたっては、カメラで撮影している映像・音声をPCに入力するために使用します。
カメラ自体がUSB端子からライブ映像をPCに送る機能を搭載していればいいのですが、そのようなカメラは一般的ではありません。例えば、家庭用のホームビデオカメラにはUSB端子がついていますが、このUSB端子はカメラ本体やメモリカードに保存された録画データをPCに送信するためのもので、ライブ映像(今撮影している最中の映像)を送ることはできません。近年一部のミラーレスカメラの中にUSB端子経由でライブ映像を送ることができるものもありますが、まだ一般的ではありません。
そのため、PCにライブ映像を取り込むためにはカメラのHDMI出力の映像をPCに取り込む必要があります。
しかし、一般的なPCにはHDMI映像を入力する端子はついていません。そこでHDMI映像を入力するキャプチャ装置が必要になります。
キャプチャ装置にはUSB端子に接続して使用する簡易的なものからデスクトップPCの拡張スロットに装着して使用するものまでさまざまあります。

(fig.1-2-1 USBタイプ)

(fig.1-2-2 オンボードタイプ)
※写真の装置はHDMI映像とSDI映像の排他入力1系統
4~8系統入力できる装置もある
また、スイッチャ(映像切り替え装置)やビデオミキサーという装置の中には装置のボタン操作で切り替えた映像をUSB経由でPCに送ることができます。この装置を使用すれば、映像の着替えはスイッチャ(またはビデオミキサー)で行い、OBSは配信エンコーダ機能のみ使用するといった使い方もできます。スイッチャとビデオミキサーの違いはそれほどありません。メーカーによる呼び方の違い程度の認識で構いません。

(fig.1-2-3 スイッチャー Blackmagic Design社 ATEM mini)

(fig.1-2-4 ビデオミキサー Roland社 VR-4HD)
音声のみのキャプチャ装置は一般にオーディオインターフェースと呼ばれます。こちらについては音声の設定のページで説明します。