01.OBSについて
OBSの特徴
・リアルタイムでの映像や音声の取り込み、合成が可能。
・シーンと呼ばれる、映像や音声の組み合わせをあらかじめ設定しておき、クリック一つでシームレスに切り替えることができる。
・リアルタイムの映像だけではなく、PC内に保存されている動画や写真、音楽などのコンテンツもシーンに登録し、出力することができる。
・Windows,Mac,Linuxと主要なOSで動作するクロスプラットフォーム環境に対応。
OBSの利用方法
OBSは以下のような使い方ができます。
- (1)Live配信を行う
- OBS Studioの本来の使い方です。多様なサイトに簡単に対応できるよう、あらかじめ設定が内蔵されてます。
- (2)番組収録
- 複数のカメラを切り替えながら、映像をPCに録画します。
- (3)Web会議システムでUSBカメラの代わりに使用する(仮想カメラ)
- Web会議システムではノートパソコンの内蔵カメラやWebカメラ(USBカメラ)の映像を送信するようになっていますが、OBS Studioで切り替えた映像を内蔵カメラの代わりに使用することができます。
- (4)ローカルエリア内の別室に動画を配信する。
- 例えば、講演会を実施した際に会場に参加者を収容しきれないときなど、別室で会場の講演の様子を視聴してもらうこともできます。ただし、この場合は、研修室などの視聴用ソフトとしてVLC media playerなどのネットワーク対応プレーヤーやNDI Studio Monitor(要obs-ndi Plug in)などが必要になります。
OBSの基本画面構成
OBSの基本的な画面は下図のようになっています。画面の配置は自由に変更できます。