すこやかマガジン第982号
2026.10.1
なぜ妻は止めたのか?意思疎通の重要性から見えた連携のヒント
皆さん、こんにちは。
私は1歳児の子育てをしています。子どもと向き合う中で、夫婦間の意思疎通が子育てにおける連携に欠かせないと感じる場面が多くあります。
我が子がハイハイして動き回れるようになったとき、部屋の様々なものに興味を示すようになりました。触れることを通して世界を知っていく時期であり、私は「できるだけ手に触れて体験させたい」という思いをもっていました。もちろん、危険がないように配慮することが前提です。
ある日、子どもがストーブのコードをいじり始めました。コンセントは抜いてあり、私は「感電の危険はない」と考え、そのまま触らせていました。しかし、妻はすぐに「触っちゃだめ」と止めました。その時は理由が分からず、少しモヤモヤした気持ちが残りました。
後で話しをすると、妻は「コードが首に絡まり、窒息する事故がある」と教えてくれました。私はその視点をもっておらず、話を聞いて納得しました。そこからは、私も妻と同じ方針でコードに触れさせないようにしました。
私は「体験させたい」と思っていましたが、妻は「安全を最優先したい」と考えており、子育てに対する考えに違いがあることがわかりました。また、その違いを埋めるための意思疎通が重要であることに気づくことができました。話しをして互いの考えを理解し、方針を一致させたことで、子どもへの声掛けに一貫性が生まれました。もし話しをしていなければ、裏で「触っていいよ」と言ってしまい、子どもが混乱する可能性もあったと思います。
このようなちょっとした違いは、家庭だけでなく、保育園や学校など、子どもに関わる職場でも起こり得ることではないかと思います。子どもの行動をどの程度許容するか、どのように声をかけるかは、子どもをどのような存在として捉えるかという「子ども観」によって変わるためです。だからこそ、子ども観を共有し、互いの考えを理解し合うことが、よりよい連携の基盤になるのではないかと感じています。
当センターで10月22日(木)に実施する「子どもの居場所指導者研修会2」では、「こどもの育ちを支える連携のカタチ」をテーマに、「子ども観」の理解を深め、円滑な連携を生むための視点や方法を学びます。職場内での連携を深め、子どもの豊かな育ちにつなげていただければ幸いです。10月15日(木)まで申込を受け付けておりますので、ぜひ皆さまのご参加をお待ちしています。
子どもの居場所指導者研修会2(まなびネットいわて)
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