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すこやかマガジン第888号

2024年8月29日

みなさんこんにちは。
過去最大級の勢力とも言われる台風10号については、連日のニュース等でご存じの方も多いかと思います。この台風10号が日本列島を縦断し、週末には岩手県にも上陸するという予報が出ています。
そこで、今回は台風や大雨等による風水害から身を守るためのお話です。以前のメルマガ798号「備えあれば憂いなし」やテレビ等でも災害時に向けた備えについて報道されていますので、お分かりの方やもうすでに準備ができている方も多いかと思いますが、再確認の意味でお読みください。

1)住んでいる地域のハザードマップの確認
災害発生時に素早く避難を行うためには、危険箇所を確認が必要です。国土交通省の「重ねるハザードマップ」 は洪水浸水想定区域や土砂災害区域、避難所など、災害リスクや役立つ情報を地図上で重ねて確認できます。保育園や幼稚園、学校の送り迎えに使う道など、よく通る道などもチェックしておきましょう。

参照:国土交通省「重ねるハザードマップ」
https://disaportal.gsi.go.jp/maps/?ll=35.353216,138.713379&z=5&base=pale&vs=c1j0l0u0t0h0z0

2)雨が降り出したら「キキクル」
気象庁の「キキクル(危険度分布)」は、大雨による災害の危険をスマートフォンなどでリアルタイムに知ることができ、「土砂キキクル」「浸水キキクル」「洪水キキクル」で、災害が起こる危険度をマップ上の「色」で確認できます。

参照:気象庁「キキクル(危険度分布)」 https://www.jma.go.jp/

3)「警戒レベル3」で乳幼児は避難
避難行動や避難のタイミングを、各市町村が5段階の「警戒レベル」を用いて伝えています。妊産婦、乳幼児など避難に時間のかかる人は、「警戒レベル3」で避難です。各種情報は警戒レベル1〜5の順番で発表されるとは限らないので、気象庁や都道府県が発表する防災気象情報や「警戒レベル相当情報」も参考にしてください。

最後に、防災・安心プランナー 柳原志保さん(通称「しほママ」)の言葉です。
「私はいつも、『風水害は定期テスト』とお伝えしています。風水害は事前に備え、避難することができる災害だからです。とはいえ、乳幼児がいると、避難準備や行動に時間がかかり、『もう少し様子をみてから』『まだ大丈夫』という気持ちが勝り、なかなか“避難スイッチ”が入りません。そこで、ママ友やご近所さんと協力して、避難の練習をしてみましょう。一度避難を経験すると、スイッチが入りやすくなりますよ。そして、『水害は逃げるが勝ち!』。この言葉をどうか忘れずに」

参照
https://www.tokyu-dept.co.jp/mamacowith/detail.html?id=1694&srsltid=AfmBOopU7kreuWALx4LNvCGfBHfq77rOeQMJcsCfyBv1Z-BdVqG9XPgJ

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