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No.298(令和6年度第20号) 2025.3.21

★さらに魅力ある研修講座をお届けします!★
 皆様が年間の見通しを持ちながら計画的に当センターの研修講座に参加していただけるように、『令和7年度の事業実施計画書(案)』をwebサイト「まなびネットいわて」に掲載しました。次年度の各種研修講座の日程・主な内容等を掲載しておりますので、参考にしていただければと思います。今後、詳細が決まり次第、各講座の実施要項を随時掲載していきます。
 次年度も、オンラインでの研修等、参加しやすい環境を整えながら、さらに皆様のお役に立つ魅力ある研修講座を実施して参ります。多くの皆様のご参加をお待ちしています。

【令和7年度 研修講座のご紹介(予定)】
◇主に市町村・施設・関係職員を対象とする研修講座
・「新任生涯学習関係職員研修講座 5/13(火)~14(水)」 
 生涯学習・社会教育の推進に関する基本事項及び職務に関する研修
・「ICTスキルアップ研修講座 1:5/7(水),5/12(月)・2:6/11(水)・3:7/9(水)・4:12/2(火)・5:12/10(水)」
 ICT活用による効果的な事業実施やオフィスソフトの使い方に関する研修
・「子育て・家庭教育セミナー 1:6月実施予定・2:10/3(金)・3:11/27(木)」
 子育て・家庭教育支援にあたる人材の資質向上とネットワークを広げるための研修
・「社会教育指導員・地域づくり関係職員等研修講座 6/17(火)」 
 社会教育指導員・地域づくり関係職員等としての必要な専門的事項に関する研修
・「コミュニケーションスキルアップ研修講座 8/1(金)」
 生涯学習関係職員等に不可欠な実践的対人スキルの向上を図る研修
・「学校と地域の連携・協働研修会 8/21(木)」
 学校・地域関係者を対象にコミュニティ・スクールや地域学校協働活動の事業理解を促し、学校と地域の連携充実を図る研修
・「地域安全防災研修会 9/10(水)」
 地域のつながりづくりや命を守る視点から地域安全防災について学ぶ研修
・「事業づくり研修講座 10/10(金)」
 こどもや若者が参画する継続的な地域活動につながる事業づくりについて学ぶ研修
・「広報スキルアップ研修講座 10/15(水)」
 効果的なチラシ・広報誌の作成に関する研修
・「人・つながり・地域づくり関係職員等研修講座 宮古:7/29(火)、県南:8/5(火)、盛岡:8/18(月)、県北:9/26(金)、中部:11/17(月)、沿岸南部:11/25(火)」
 地域づくりを担う地区センター・公民館職員等のスキルアップを図る研修

◇主にボランティア活動者・有志指導者を対象とする研修講座
・「読書ボランティア研修会 6/3(火)」
 読書ボランティアの資質向上と読書活動の推進を図るネットワークの形成に関する研修
・「放課後の子どもの居場所指導者研修会 1:6/13(金)・2:9/8(月)」
 「放課後子ども教室」と「放課後児童クラブ」の指導者等の情報共有や連携の促進、資質の向上に関する研修
・「地域学校協働活動推進員(コーディネーター)等研修会 5/30(金)」
 学校の地域連携の推進と地域学校協働活動を推進するコーディネーター等の資質向上に関する研修

※ 講師の都合等により、開催期日・内容等を変更する場合があります

県立生涯学習推進センター事業計画・研修講座要項
 https://manabinet.pref.iwate.jp/index.php/center-menu/r07center/

★こころに寄り添い、いのちを守る★
 警察庁の自殺統計に基づく厚生労働省のまとめで、2024年の本県の自殺死亡率(人口10万人当たりの自殺者数)は22.9人(暫定値)と全国で最も高くなりました。多くの人が自殺により亡くなっている状況に非常に心が痛みます。
 県では、3月を『「こころに寄り添い いのちを守る いわて」月間(自殺対策強化月間)』として、集中的な普及啓発等に取り組んでいます。
 また、「岩手県自殺予防宣言(R3.7.26岩手県自殺対策推進協議会)」では、自殺予防に向けた「セルフケア」の普及や「ゲートキーパー」などの養成について提言しています。

◇「セルフケア」の基本は3つの“R”
 自分自身のこころの健康について、「セルフケア」することは、メンタル不調が進行することを未然に防ぐことに役立ちます。
○Rest(レスト)
 休日はゆっくり休む/仕事から離れる時間をつくる/十分に睡眠をとる 等
○Recreation(レクリエーション)
 疲れをためない程度の余暇活動/簡単なエクササイズ/家族や友人との穏やかな時間 等
○Relax(リラックス)
 家族や友人との温かい団らん/ストレッチ、アロマテラピー 等
 3つのRに加えて大切なことは、「悩みなどを一人で抱え込まない」ことです。会社の同僚、先輩や上司、友人、家族など、身近で信頼できる人に相談することも大切です。

◇あなたも「ゲートキーパー」
 悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聴いて、必要な支援につなげ、見守る人のことを「ゲートキーパー」(命の門番)と呼びます。私たちは誰でも悩みを抱えた人と関わることがあります。一人ひとりが、こころの健康問題に関心を持ち、身近で悩んでいそうな人に声をかけるなど、できることからはじめることが大切です。また、各市町村等でゲートキーパーの養成研修が開催されています。お住まいの市町村役場(自殺対策担当課)にお問合せください。
○気づく
 いつもと様子が違うと感じたら、何かに悩みを抱えているのかもしれません。
○声をかける
 孤立させることなく、温かく声をかけてあげましょう。
○話を聴く
 話を聴く(傾聴する)ことは悩みを抱えている方への大きな支援となります。
○支援につなぐ、見守る
 適切な専門家や支援先につながるよう手助けする。声をかけてもなかなか相談につながらない場合は、温かく見守る。ゲートキーパーは専門家につながる前の初期対応が大切な役割です。

 自殺予防対策には、身近な人の悩みやこころの不調に気づき、寄り添いながら、問題に応じた専門機関につなぐこと、また、地域の課題に対応した自殺予防対策を推進するためには、地域の様々な関係機関・団体のネットワークが重要です。つまり「つながり」づくりが大切です。SDGsが掲げる「誰一人として取り残さない」という理念を県民みんなで共有しながら、行政、関係団体、職場、学校などが、積極的に連携・協力し合い、それぞれの役割に応じた自殺予防対策に取り組んでいきたいと思います。

こころに寄り添い いのちを守る いわて(岩手県特設サイト)
 https://inochimamoruiwate.jp/
身近で悩んでいる人がいいたら(ゲートキーパーについて)
 https://www.pref.iwate.jp/kurashikankyou/fukushi/ryouiku/1004169.html
相談窓口一覧 1人で悩むより、まず相談を
 https://www.pref.iwate.jp/kurashikankyou/fukushi/ryouiku/1004167.html

 今年度の「いわてマナビィマガジン」は今号が最後となります。ご愛読いただき、ありがとうございました。令和7年度もどうぞよろしくお願いします。

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◇発行:岩手県立生涯学習推進センター(花巻市北湯口2-82-13)  編集:小原幸尋

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